詩人:halcyon | [投票][編集] |
気付いてないでしょ?
あなたの嘘に
騙された、
ふりをしているあたしに。
でも、ごめんね。
あたしは
もう
そこまで
綺麗
じゃないよ。
純粋
じゃないよ。
それでもあなたが、
すきだけど。
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あの時
あの場所で
あなたとあたしの
“何か”が始まっていたら違う未来があったかな。
なんて。
そんなことすら
あたしには
考える時間、
残ってないみたい。
でも。
ひとつだけ言うなら、
「すきな時に
すきなだけ
すきな人を
すきでいたかった。
ごめんね、
さよなら。
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紅が、
流れるその傷より。
あなたは
ずっと
ずっと
深く
傷付いて。
それでも、
今を信じてた。
だから
あたしは、
その強さも
その言葉も
すべてを信じるよ。
あなたが築いたものは
決して、
失われはしないと。
諦めないあなたへ捧ぐ
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うん。
別にそれはいいの。
あんたが、
誰に手ェ出して
デートしようと
キスしようと
ぜんっぜん問題ない。
なんでだか、
分かる?
そう。
よく分かってんじゃない。あんたが、結局は
あたしをすきだから。
でもさー
あたし言ったよね?
あんたが誰かに
手ェ出すのは
いいけど、
どっかの誰かが
あんたに手ェ出すのは
許さないって。
それはあたしに
喧嘩売ってんのと
同じことだからって。
覚えてる?
ちょっと、
覚えてるかって
聞いてんだけど。
うん。
ならいいの。
あんたがそれを
覚えてんなら、
あたしはあんたに
手ェ出した女
締めるだけだから。
煙草の煙りを吐き出して、唇を塞いだ。
どうせ、
こうやって
キスしてる間も
「こいつ、
やっぱキス上手い…。
意識飛びそーだし
めちゃくちゃ気持ちいいし。
あー…俺、
こいつすげーすきだわ。
マジ、すき。」
とか馬鹿なこと
思ってんでしょ。
顔に出過ぎだから。
バレバレだって。
でも、
そのまま
馬鹿でいるといいよ。
あんたはあたし中心に
回っとけばいいの。