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これからなにが
あったとしても、
あたしが側にいてあげる。
だからあたしを
幸せにしてよ。
あたしの手をとって、
後悔なんてさせてやらない。
愛したのは君だけ
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そんな憶測で話をしないで。
あたしのことが知りたいなら、あたしに聞けばいいの。
だってあたし、
君の彼女でしょ?
あたしを1番知れるのも、
君の特権。
感謝してよね。
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人魚姫のお話が大好きだったあの頃の、あたし。
自分を捨てれるほど大切な人がいた彼女に、
どうしようもなく憧れた。
「命を助けた愛しい人。
あなたを想い
人に、なったの。
私は
この声と引き換えに
あなたの
隣に立つことを選んだの。」
自分を捨てて
愛することを知った彼女。
それでも、
一途な想いは泡となって消えた。
あぁ、神様。
あたしはもう、
人魚姫にはなりたくないです。
彼女への憧れは、
砕いて海に返しましょう。
すきなひとができました。
しあわせに、なりたいです。
「あたしは、泡になってきえたりしない。」
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夢はみないように、
誰も愛さないように。
これがあたしの生きる条件だった。
だって、
傷つくことが怖かったから。
ひとりは淋しくなかったの。
ひとりなら、あたしの心を覗く人はいない。
でも。
あたしはあなたに出会って
恋をした。
モノクロの世界が色づいた。
空が青いことを知った。
風に香りがあることを知った。
星は道標になった。
傷ついても立ち上がれる力があることを知った。
夢はみたいと思った。
ひとりは淋しいと思った。
あなたが欲しいと思った。
そう。
あなたが欲しい。
この恋はきっと永遠に続く。
あたしはあなたに恋をして
色づいてしまった世界を見ながら生きていくことしか出来ないから。
あたしはあなたを忘れることはできない。
だから、
あたしを愛してください。
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校庭に描いた夢。
砂埃と一緒に消え去った。
「あたしは
特別なんかじゃない。」
ただ、
ただ、
そう思い知らされる日々。
あたしはなに?
あたしに価値はある?
こんなふうに悩んだこと、あたしは絶対忘れない。
自分を大人だと思っている愚かなみなさん。
いい加減
子供だって苦しいことを、
分かってください。
大人も子供も関係ないよ。
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おてんばで
時々おすまし。
とっても気分屋。
猫みたいな僕の彼女。
ほったらかしにしてると
すぐ不機嫌になるんだ。
でも、
相手をしようと
本気になると
するりと僕から逃げていく。
あぁ、もう!
いい加減僕に懐いてよ。
こんなに
近くにいるんだよ?
君のおもちゃは
もうたくさん。
だから何度も言おう。
「そんな、
君がすきだよ。」
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あの頃の、僕。
あなたが笑っていてくれるなら、僕は隣にいられなくてもよかった。
あなたが幸せならそれでよかった。
なんて、全部
嘘。
僕の隣で笑っていてほしかった。
2人で幸せになりたかった。
あなたがいいなら僕は離れていてもいいなんてそんなの全部、嘘だった。
そんなこと、絶対ない。
僕は、あなたの隣にいたかった。
でも。
もし、今の僕とあなたでも間に合うなら。
僕を見て。
名前を、呼んで。
寂しいなら抱きしめて。
そう。僕はあなたにずっと言いたかったんだ。
「僕は此処にいる、
あなたの隣にいるよ。」
あなたが気付いてくれたなら、きっと大丈夫。
2人なら大丈夫。
「今度は離さないで。」
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こんなふうになるまで、
どうして信じるものが決められなかったんだろう。
でも、僕はもう。
君も自分も裏切らない。
本当がほしいなら、
それに見合う気持ちをぶつけないといけない。
そう、知ったから。
叫べば声は枯れるだろう。悲しいなら涙が頬を伝う。
けれど、きっと想いは届く。
今の僕は、
僕を愛してくれる人達を傷付けたりはしない。
何度光が消えても、
僕がまた光をともそう。
君が信じてくれたから。
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あたしね。
つらくても、頑張ってみようと思うの。
だって、なりたい自分になる為に頑張るのは素敵で大事なことだって分かったから。
きっとひと味違うあたしを見せてあげられると思う。
だから、待っていて。
かならずあなたに
追い付いてみせる。
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ネバーランドには大人になったらいられない。
早く気がつかないと、
手遅れになるの。
あたしみたいに。
なぜって?
ネバーランドも魔法の粉も信じるものだけ、
自分を信じているものだけに力を貸す。
あたしはあたしを信じてあげられなくなったから、
飛ぶことを忘れて地に堕ちた。
きっとこれが、大人への第1歩。
もうネバーランドは何処にもない。
さぁ、
どう生きていこう?
頼るものすらないこの世界で。