埃を被ったあなたの部屋。ベッドにふたりならんで、ゆらゆら夢の中をさ迷うそんな土曜日の朝。幸せすぎて涙がでそう。あぁ、いっそのこと。このまま埃に埋もれて白く白く怖いほど優しいこの白に、染まってしまえるのなら。あたしは、もうもう、何もいらないのに。だから、此処はあなたとあたしの最後の世界。そうなるよう、願ってる。
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