深い深い海の底。闇と静寂の世界。もし、私が。そこを泳ぐ魚なら。なによりきっと、光がほしい。例え、暗闇が怖くても。光が射すなら、それを目指して泳ぐことができるから。光はきっと私をかえて、ひとりさ迷う深海で初めて自分が淋しかったことに気付いたりするでしょう。私はそれなしでは生きられない心になる。そう。私の唯一の光。あなたなしではもう深海は生きられない。だからもっと私を照らして。
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