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タンバリンの部屋


[51] ジン・ライム
詩人:タンバリン [投票][得票][編集]



夕焼け色の飛行機雲がしあわせすぎて隕石に見えた時があって、


僕は見とれてお小遣いで買ったオレンジジュースをこぼしたんだ。


本当に昨日の出来事みたいだよ回ってて。回ってるからフィルムは照らされてて。だから綺麗。


泣きたかったんだ、雨の日以外は。

別に抱きとめてほしいわけじゃないんだな。


でもサバンナが好き、動物達が走っててそれは一生懸命流れる。水が色んなものにあたって、弾けたりして、光る。

変わらない、何も。がらりと変わり過ぎて、見えなくなるから。


ところでいつも不思議に思うんだけれど


なんでか言葉ってすぐモノに化けてさ、あなたに届く前に姿形を変えるあれは


やっぱり君のかたちになってるのかな。



なってるといいな。


2007/04/23 (Mon)

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