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タンバリンの部屋


[61] タンバリンにも後悔があった
詩人:タンバリン [投票][得票][編集]

風の音を聞いたけれど


雑草の道を愛したけれど


僕は今まで、


どれほど感動を逃がしたのだろう


指先は誰よりも見ていたのに


君の体には何度も触れたのに


人だけは、


レンズ越しにしか見なかったせいだ



ゆずの歌った栄光の架け橋が


震えてサビを歌えないなんて

2012/02/27 (Mon)

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