詩人:虹色 | [投票][編集] |
まんまる お月さま
見るだけでも
吸い込まれちゃう
あなたを 少しでも
近くで見たいから
少しでも
高い所に登っちゃう
ちょっとのキケンなんて
恐くないわ
あぁ
あたし
あなたに恋してるのね
詩人:虹色 | [投票][編集] |
ステップきざんで 雨あがる
両手広げて 裸足で感じて
水たまり
下も上も 青空広がる
僕は ここにいるよ
今も変わらず ここにいる
今宵は どうか
僕と踊っておくれ
滲色が 虹色に変わるように
君色が 僕色に変わるように
雨のにおい アスファルト
ステップきざんで 雨あがる
詩人:虹色 | [投票][編集] |
薄水色の
パノラマに
白とオレンジの雲が
混ざり合い
ゆらりゆらり
時刻を進む
まだ薄霧がかかりそうな
濃い緑の山から
出てくる
時刻に正確な 烏
君達を 見送り
今日も 一日が始まる
テレビの音
車の音
みんなの今日が始まった
さぁ
僕も始めようか
詩人:虹色 | [投票][編集] |
小さい時に見つけた秘密の場所
そこから見る眺めが一番大好きで
大人に憧れた あの頃
何もかもが 自由に見えて
大人の世界を 美化してく
小さい時に見つけた秘密の場所
そこから見る眺めが一番大好きで
遠くに見える 高台の
ミドリ色の屋根の建物
空へと伸びる
高い高い 煙突に
私はいつも 目を奪われてた
煙を出す姿に
子供心をくすぐられ
毎日毎日 飽きもせずに
眺めてた あの頃
何の建物かも知らずに
調べることはしなかった
知らない事に意味があるように
分からない事に夢を抱いて
今も変わらず そこにあって
大人になった 何もない 私が
今も変わらず そこへ行く
そこは 昔から変わらず
唯一時間が止まってる 場所
私だけの 秘密の場所
大人に憧れた あの頃
何もかもが 自由に見えて
大人の世界を 美化してく
詩人:虹色 | [投票][編集] |
写真を撮る時
いつも笑うの。
だって
それを見た時
嬉しい気持ちになるでしょう?
写真を撮る時
いつも笑うの。
だって
それを見た時
楽しい記憶に残るでしょう?
写真を撮る時
いつも笑うの。
だって
その時を羨む時があるかもしれないから。
だから
写真を撮る時は
いつも笑うの。
詩人:虹色 | [投票][編集] |
人の馴れって恐いよな
何もかもが「当たり前」になるんだもんな
そこのお兄さん
お前の辛口なんてもう慣れたぜ
そりゃ最初は相当凹んだださ‥
そんな事、お前は知らないだろ?
そこのおばちゃん
最初から良く話し掛けてくるとは思ってたんだ
仲間を作りたいんか?
いや、今なら分かる
俺の連れが目当てなんだな
隠したって無駄さ
俺はお前の獲物を狙ってるような瞳に気づいちまったからな
俺はぶっちゃけ一人が好きなんだ
みんな勝手にやってくれよ
休憩中に集まるのってめんどくさいんだ
煙草ぐらい
ゆっくり吸わせてくれよ
でも、
今じゃ
人が欠けると
ちょっと寂しいんだ
人の馴れって恐いよな
詩人:虹色 | [投票][編集] |
君がいて
僕がいる
心地のいい
時間は
限られる
一週間に
一回だけど
君と共有できる
この時を
幸せだと
感じられるよ
好きな趣味が
同じな事も
そのおかげで
出逢えた事も
君と関われた
すべてが
運命だと
感じているのは
僕だけなんだろうな
君がいて
僕がいて
僕等だけの
幸せな時間
僕だけの
秘密の片思い
詩人:虹色 | [投票][編集] |
一人の女
最近思う
人間は
嫌われてる
どんなに
完璧な人でも
数少ない
人間にしか
認めてもらえず
人間は
嫌われている
生命を持つ
人間以外から
いつかは
滅ぼされるだろう
その時に
気付くのさ
自らの過ちに