まんまる お月さま


見るだけでも

吸い込まれちゃう


あなたを 少しでも

近くで見たいから


少しでも

高い所に登っちゃう



ちょっとのキケンなんて

恐くないわ




あぁ


あたし

あなたに恋してるのね

毎日毎日

嫌というほど 一緒に居たね

とっても 居心地が良かった

嫌な思いを

たくさん させたでしょう

辛い思いも

たくさん させたでしょう

それでも あなたは

笑っててくれた

いつも いつも

わがままばっか言って

ごめんなさい


あなたが

居なくなった この部屋は





とても 広くて




とても 静か‥

暗い夜道一人で歩く
ただでささえ
暗くて見えないのに
雨が降ってちゃ
もっと見えにくいじゃない
だからちょっと
近道しよう
小さいころに
良く通ってた道だから
懐かしさを込めて
近道しよう

ん、何だ？
このワクワク気分を
損ねる立札は！
「工事中」かよ
‥仕方ない
道は無いけど
草むらでも通るか
なんて真っ直ぐ進もう
人の家の敷地内
なんて関係なく
真っ直ぐ進もう
お、この家は魚焼いてるな
匂いに釣られてお腹も鳴くよ
普通の道を歩いたならば
こんな冒険ちっくな事は
全くなくて
冷たい道路を ただただ
歩いてくだけだった

でも
出た先は思ったよりも
進んでなくて
逆に遠道になっちゃってるよ


人生を早送りしたら
こんなものなのかな
なんて思いながら
道をゆっくり歩いてく

別にあなたを

困らせたかったわけじゃない

別にあなたを

悲しませたかったわけじゃない



ただ




あたしとあなたの 距離が

近すぎただけ‥




だから





お願いだから

涙をながさないで‥

お願いだから

「居場所がない」なんて

言わないで‥

夢の中のあなたは

なんだか 素っ気ないから

寂しくて‥



夢の中ぐらい


笑ってよ


夢の中ぐらい


あたしを愛して‥

雲の流れが

すごく 速いから

時間がスリップ

してるみたい

時代は

目まぐるしく 変わりゆく


昔がいいのか 今がいいのか




そんなの 決まってる

だって

今 生きてる時代しか

分からないんだもの

元気な声の

ツクツクボーシ


さぁ

秋の季節が始まるよ

毎日毎日が
同じだって いーじゃん
どんな時だって
時間は 止まらない
楽しいときは
時間が早く感じ
辛いときは
遅く感じる
でも、
時間の速度なんて
絶対 変わることなんてないんだよ
何にしても
自分の気持ち次第
‥だから
弱い気持ちでいるな

やりたい事があるっていうのは
すごく いい事なんだよ
だから その為に
今を大事に頑張っていこう

息をしてる限り

人は

成長してる


だから

諦めないで

学ぶ事を


諦めないで

進む事を