詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
息子の寝息を感じ
目を覚ますまで見つめる
寝起きの悪い
大きな泣き声
涙の匂い…
きつく抱きついてくる腕
泣きじゃくる
落ち着いたら
『おはょ』
小さく動く口
ぎゅっと抱き締めてあげる
いつまでも
抱き締めてあげる
ほんとは
私がこの腕に抱き締められている
お父さん
この子と過ごせる時間を奪って
ごめんね
詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
言葉を持ちより
思いを表現できるこの部屋で
様々な人間が集まるこの部屋で
プロの集団ではない
まだ駆け出しの詩人や
長い時間をかけて
自分の思いを
的確に詩として
伝える事のできる人
多くの人が集う
どうか気付いて
批判者?評論家?
理解者?闘争家?
ただ 傷つきこの場を
去る者がいる事が悲しいから
考えてください
詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
もう駄目だと感じたあの時から
キミの力を借り
キミに愛をもらい
そして歩く事が
出来るようになった
空には無数の星があって
風が優しくて
陽が暖かくて
キミに守られてきた
ここからは大切な
私の子とともに
幸せになりたい
ありがとう さよなら
詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
あなたが
本気で向き合ってくれて
私は目がそらせない
鏡を覗いているように
時には重なり見えたり
古い傷を見つけては
少し苦しくなるけれど
見ないフリ
触れない事など
できないものだから
怖がらなくても
生きていけるように
どうか
あなた と 私の傷が
いつか優しく受止めれますように…
詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
互いに違う道を歩み始めて
今わたしは
自分の道を見つけた気がする
あなたはどうですか?
私のことを
『身勝手』
と言うのなら それで構わない
どうか あなたの道を歩んでください
もう交わることない道もあるのだから
詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
あなたの顔がにやけてて
おなかの辺りに不自然な膨らみ…
いつの間にやら
“かくれんぼ”
知っているけど
知らないふり
探すフリして
オーバーアクション
洋服めくって
『みーっけたっ☆』
みんな笑顔で笑いあって
いっぱい幸せ感じちゃって…
三人で家族になろうね
詩人:海乃凛 | [投票][編集] |
あの日のキミの想いに
私は少しも気付いていなかった
…選択の日…
きっと
いっぱい悩んで考えて
大切なものを
見つけてくれたんだよね
感謝の言葉だけじゃ
お返ししきれないから
キミの大切なものでいつづけられるように…
これからも毎日
『愛していくからね』