詩人:花 | [投票][編集] |
おかしくなりたい
もう既になってるのか
考えることをやめたい
見ることをやめたい
聴くことをやめたい
文字にしてみて…
頑張る気にはなれなかったけど
生きるのだけは
やめないでおこう
午前二時
少しだけ 現実逃避
吐き出せない思い
吐き出してみた
ごめんなさい
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目に映った事が
¨真実¨だった
耳で聴いた事が
¨真実¨だった
探していた裏側の¨真実¨は
¨願望¨だった
受け止めきれない
弱い私がみせた
¨願望¨だった…
気付いていた
解っていた
気付かない振りをして
解らない振りをしていた
一分一秒が
¨愛しさ¨で
一分一秒が
¨悲しみ¨で満ちていた
このまま夢の中で
幸せを演じていたかった
眠りから覚めることが
怖かった
冷たい手を思い出した
一番近い人から
冷たい手を思い出させて貰った
そう
手は 誰よりも冷たかった
その手を温めようと
必死だっただけなのだ
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泣きながら帰った道や
淋しさから潰れそうだった心
真綿でくるんで消してしまいたい
明日の話がしたいのに
昨日の話しか出来なかった
いつだって
靴を履いて準備はできていたのに
寝巻きのままの君…
数少ない言葉
思い出して
幸せ知ろうとしてるのに
数多き言葉に
打ち消された
何人にも邪魔されたくなかった
やっと一歩踏み出せた 460日目
靴紐を結んだばかりだったのに
また
私だけ 外に放り出された
憧れ続けた明日には会えなかった
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優しくなれない
笑えない
言葉で踊らされて
言葉で傷つけられたのに
最後はやっぱり
言葉に救われようとしてる
けど
もう誰の事も信じたくなくて
もう誰の事も信じられなくて
優しさが痛い
傷口に痛い
心が痛い
「捨てられる側の苦しみを知っている」
そんな言葉を吐いた人間に
何度も何度も
心を捨てられた
私が君を捨てた訳じゃないのに…
優しさが痛い
傷口に滲みる
誰にも拾わせない…
この¨心¨
もう 誰にも 拾わせない
悲しみなんて
誰も知らない
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日が経つにつれ
腹ん中にドロドロしたものが蠢く
ふと思った
私が 生きている内に
『あの日』より前の
宮城県、東北地方に 会うことは出来るのだろうか…
『あー…この景色だ』
と 復興した街を
この瞳で 見ることは出来るのだろうか…
神戸復興に15年の月日が流れている
それでもまだ傷跡は 痛々しく残っているのだろう
15年…20年…30年…
私は 生きているのだろうか…
そんな事を 考えていたら
とても悲しくなって
辛くなって やるせなくなって…
あの日にみた景色が
『人生の最後』だったんじゃないかと
心が 壊れそうになる
家や街は戻っても
戻らないものは 確実にあって…
次の世代が
取り戻してくれる
と…
そんな ずっとずっと先の事を
片隅に 考えてる
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「被災者なんだから…」
私は この言葉に敏感に反応しました。
「被災者なんだから」なんでしょうか?
明るくしなきゃいけませんか?
暗くしなきゃいけませんか?
可哀想にならなきゃいけませんか?
原発周辺に住む人々が
「放射線がうつるから」と、宿泊や入浴を断られたとニュースで流れます。
なんなんでしょうか…
放射線はうつるんですか?
「差別ですか?偏見ですか?」
と 紅麗さんに 問うた所
「もっと言って〜」と返事が来ました
○鹿としかいいようがありませんでした
「ゴム忘れてるよ」
このコメントの意味は わかりません。
誰か教えてください。
所詮他人事なんですよ
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暖かい風に揺れて
まだ見ぬ明日に
想いを馳せた
遠い日に捲ったアルバム
目尻に寄せた皺が
温かかった
いつかこのアルバムの最後のページに
色褪せた 私がいる事
夢見てた
風がふく
明日にふく
背中を押す
きっと虹色に輝いてる
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小さな幸せ積み上げて
出来るだけ
笑顔を向けたいと思ってる
恋をしたら
誰かを愛したら
その人の
言葉や行動に
一喜一憂して
付き合ってからの喜び
付き合ってからの不安を知る
片想いで悲しいこともあるけれど
両想いで悲しいこともあるんだと
両想いで嬉しい事もあるけれど
片想いだったら諦めきれる事もあるんだと
気付いてしまったよ
けど
やっぱり
繋いだ手が温かかったから
この手を
放したくないなと
思ったりした
傘からはみ出した
右肩と左肩
濡れた分だけ
2人 寄り添う