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花の部屋


[14] 無題目
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川底が見えるくらいの
深さで
泳いでいたいと

手招きには
のらないよ

もう真っ暗なとこには
行かない

光が射す場所で
優しさに包まれて

例えそれが
真理とは遠くとも

深海で
溺れて
さし伸ばしてくれる
手などないから

自分で
泳ぎきれる浅瀬で
笑って

いたい

2010/01/29 (Fri)

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