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花の部屋


[21] In dream
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夢を見た
短い時間ではあるけれど
今尚その余韻から抜け出せないでいる




深夜2時冷えた部屋に戻って既に眠る頬に手を添える
嫌がるように寝返りを打ち
それでも寝ぼけた顔で私を包み込んだ
求めている優しさと温もりが此処にある

明日に対する不安も
三者に対する不安も
勝手に抱く妄想とは云い難くて
構えて発する言葉より
ふとした瞬間に洩らす本心が
目には見えない真実を語るのだろうね


「もういいから、大丈夫だから」そう言って背中に回した腕に
「私頑張ったんだよ」
これが精一杯で

泣き疲れて寝てしまった・・・

2010/02/16 (Tue)

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