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花の部屋


[34] 漂流
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心に和かな陽射し 射し込む季節だというに

ビクリビクリと
怯える始末

何処か背中合わせな
毎日過ごして
私は わたしであると
空を見上げる


何処かで繋がって
何処かで切れて

溺れたまますがり付いて

何かを信じていて
何かがわからなくて

誰かを待っていて
誰かが見えなくて

空洞


虚しさ


埋めようと

空を見上げて

何処かで繋がって
何処かで切れて

背中合わせに気付いて
振り返り
しがみついた昨日


私は わたしであると
知って欲しくて

私は 私だったと
恨んでみた


2010/04/21 (Wed)

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