「何処か知らない街に行こう」そう言って手を差し伸べた君に「出来るわけないじゃん」と笑った私の「だよな」と言った君の声色空を駆けるトナカイと無人の雪車乗り遅れたサンタはまだ家の中雪雨霙あの日から出来なかった言い訳が嫌いになった手を取って逃げ出せばよかった なんてのは逃げ出せなかった自分への言い訳
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