詩人:流浪 | [投票][編集] |
君はいつだって僕の後ろを歩く
僕が振り向くと君も止まる
最初はわからなかった
どぅして君がそんな距離を置くのか
そのまま歩き続け‥、僕は気付いた
そしてまた振り向き君に言う
『緊張してるのか?』
頬を赤らめる君
ドキッとした‥
僕は微笑み
『二人の意味がないだろ?隣へおいで』
君が潤目で顔を上げた
その瞬間‥
僕の中で何かが弾けた
愛しい君を誰にも渡したくないと思った
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―宇宙はどこまで続いているの?―
小さな僕がパパに聞いた
宇宙は自分で作るんだ
パパの答を聞いて目を点にした僕をママが笑っていた
大きくなった今でも、その意味をはっきり理解できていないが
僕は僕なりに宇宙を作った
何よりも大きく、何よりも醜い
星一つも見当たらない真っ暗な宇宙
どうして色がないんだろぅ
なぜ光が見えない?
答は簡単だった
僕の心に色をつける余裕がなかった
僕が作った宇宙と同じで
僕の心は真っ暗だった
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いつからだろぅ
君のそばにいたいと思ったのは
いつからだろぅ
君を本気で守りたいと思ったのは
いつから‥
君への気持ちがこれほどまでに膨らんだのは
あぁ
一昨年の冬からだ
君が僕に笑いかけてくれた
あの日から
君の笑顔が愛しくてたまらない
僕だけにくれる笑顔にしたいんだ
‥明日君に伝えるよ?
きっと君は驚くだろう
そして笑って泣いて
返事をくれる
どっちに転ぶかなんて予想もつかない
不安なのに明日が待ち遠しいなんて‥
早く君に逢いたい
そして早く君に伝えたい
どっちに転んでも後悔はしなぃさ
伝えることに意味がある
今神に願うのは
【両思いにさせてくれ。】
じゃなぃ
*どうか彼女が、僕の話を最後まで聞いてくれますように*
だ。
頑張れ、俺
微笑んで、女神よ
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窓を開けるとこの匂い
胸がキュンってなるんだ
好きが止まらない
君に逢いたい
春の訪れは
僕達をまた‥大人にさせる
君と出会った春だから
僕は春が好きなんです。
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またいつもと同じ朝がくる
いつもと同じ太陽で
いつもと同じ心地よい風
けれど僕だけ一人違う
今日は君に会える日だから
心はウキウキ踊りだす
今から君を迎えに行くよ
笑顔の君を抱き締めたい
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君のためなら命かけるょ
そんな馬鹿な。ありえない
人は誰でも最後は自分。
他人のために命は張れない
いざとなったら恐くて逃げるの
それが普通よ。当たり前
でもあたしは‥
そんな格好いい事は出来ないし、言えないけど
あなたのためなら
命より深い愛を注ぐ事が出来るわ
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―私、青が好き―
いつかの君がキレイな瞳を輝かせて話していた。
―どぅして?―
ボクが聞くと、小さな顔にシワいっぱい寄せて
―空が好きだからっ―
満面の笑み。ボクは、その笑顔が大好きなんだ
いつまでも見ていたい
けれどその願いは届かず‥今はもぅ、あの空の中
ボクはその日から誰よりも空を見上げるようになった
いつしか君に問い掛けるようになった
君に話し掛けるようになり
あたかも君がそこにいるかのように
そして笑い掛け泣き崩れた
受けとめられずにいた現実を、ボクは少しづつ受け入れていった
もう大丈夫
もう一人じゃない
だって見上げればそこにはあの日の君のしわくちゃな笑顔
―私、空が大好きなんだ―