詩人:流浪 | [投票][編集] |
―宇宙はどこまで続いているの?―
小さな僕がパパに聞いた
宇宙は自分で作るんだ
パパの答を聞いて目を点にした僕をママが笑っていた
大きくなった今でも、その意味をはっきり理解できていないが
僕は僕なりに宇宙を作った
何よりも大きく、何よりも醜い
星一つも見当たらない真っ暗な宇宙
どうして色がないんだろぅ
なぜ光が見えない?
答は簡単だった
僕の心に色をつける余裕がなかった
僕が作った宇宙と同じで
僕の心は真っ暗だった
詩人:流浪 | [投票][編集] |
君はいつだって僕の後ろを歩く
僕が振り向くと君も止まる
最初はわからなかった
どぅして君がそんな距離を置くのか
そのまま歩き続け‥、僕は気付いた
そしてまた振り向き君に言う
『緊張してるのか?』
頬を赤らめる君
ドキッとした‥
僕は微笑み
『二人の意味がないだろ?隣へおいで』
君が潤目で顔を上げた
その瞬間‥
僕の中で何かが弾けた
愛しい君を誰にも渡したくないと思った