詩人:めんへるぽえまぁ小春vV | [投票][編集] |
追いかけれども
追いかけれども
あなたの背中に手はまわしませぬ
この弐本の足が折れましても
あなたの手は借りませぬ
きっとあたくしのプライドでございませう
覚られぬよう必死なのでござしませう
きっとあなたにとって今のあたくしは醜いのでせう
見難いのでせう
だからなのでせう
あなたはあたくしの眼を見てくださらぬのは
追いかけれども
追いかけれども
あなたの背中に手はまわしませぬ
この弐本の足が折れましても
あなたの手は借りませぬ
詩人:めんへるぽえまぁ小春vV | [投票][編集] |
「ラミア」
「アネモネが咲いてるわ」
「あなたと同じね」
「ねぇラミア」
「真っ赤で綺麗だよ」
「ほら見てラミア」
「ラミア」
「お願い泣かないで」
「悲しいのねラミア」
「ねぇラミア」
「こんなに綺麗なのに」
「よく見てラミア」
あぁ
60粒の悲しみに気付けなくてごめんなさい
無理矢理理解させてごめんなさい
無知でごめんなさい
自分に精一杯でごめんなさい
ラミアは
いつでも優しく許してくれるのに…
「僕はこれから君に何ができる?」
詩人:めんへるぽえまぁ小春vV | [投票][編集] |
君の素顔を垣間見る
見えないフリしてたけど
本当は見えてた
信じたくなかったけど
何も怖いものはないって
そう思ってた僕
君が怖くて仕方ない
あぁ気付くべきじゃなかった
詩人:めんへるぽえまぁ小春vV | [投票][編集] |
大嫌い
信じてみたいけど
私は傷ついた
自分を守るのに精一杯で
私は傷ついた
こんなどーでもいいことで傷ついて
私は馬鹿みたい
切り離せば
痛みも何も
感じなくなるのにね
詩人:めんへるぽえまぁ小春vV | [投票][編集] |
タータンチェック腰からたらして
胸の髑髏を高く掲げて
銀のクロスは首に巻きつけ
黒×灰は基本色
真っ赤な爪と
朱色の口紅
長いまつげに
ボーダーソックス
これが私
私のスタイル
あのね
でもね
今日はね
下着だけでも
ピンクのハートにしようと思うの
詩人:めんへるぽえまぁ小春vV | [投票][編集] |
あぁ…だめだ寂しい
この気持ちはなに
お気に入りの曲を聴いても
幸せな絵を描いても
なんだろう
自分でも説明がつかないくらい
切ない
「行かないで」
誰も居ない部屋
私は誰に言ってるの
「覚めないで」
夢じゃないよ
私は起きてるじゃない
あぁ…なぜだろう
角砂糖はいつも傍に居るはずなのに