| 詩人：$how-翔樹 | ［投票］［編集］ |
気が付けば
いつも一人で居た
誰も気が付かない孤独
朝日までは遠くて
この街には誰もいない
部屋の中
冷たい布団に入って
そっと水溜まりを作る
誰かが置いた温もり
抱き締められずに…
あぁ、また独りの夜
暗闇だけが友達
静寂と戯れる。
昼の仮面、捨て
向き合う、一人
あぁ、また独りの夜。
世界中に
私はただ一人
作り上げた涙の水槽
溺れてしまう程
孤独に喉が渇く…
あぁ、独りの夜。
| 詩人：$how-翔樹 | ［投票］［編集］ |
Hello，Hello
そっちは
晴れていますか？
そんな小さな事でも
僕は
君を知りたいと
思うから。
ハローハロー
今、どんな顔してる？
誰より
君に笑って欲しいと
思うから。
はろーはろー
だから僕は
君に話しかける
はろーはろー
とても晴れていて
僕は元気だよ
はろーはろー
そっちは、どうだい？
| 詩人：$how-翔樹 | ［投票］［編集］ |
迫ってくる明日と自分を
比べてる
冷えていく体と
暖かい身体
言葉は彷徨って
痛みと流れる感情
伝わる鼓動と
溜め息一つ
浮かび上がる
ディスプレイと文字列
掴めないよ
その手は…
弧空を捉えたまま
僕を見つめていないから…
| 詩人：$how-翔樹 | ［投票］［編集］ |
薄っぺらい体に
スカスカのブルーの配線
破れた心に
黒い固まりみたいな魂
君を追うだけの茶眼に
行動できない足
フィルターが付いた耳に
黄色を嘲笑う為の鼻
壊れちまったのか耳は…
みんなして
僕をピンクと笑ってる
右手に
握った剣は
戦う為にあるのに
納まる鞘もなくて
左手に
突き刺した
どうしたんだ僕は…
自分で作り上げた
深緑の壁に囲まれて…
いつまでも
赤を流したままかい？
戦えよ
君は戦士だろ
灰色の意志に刻むんだろ？
誰もが忘れていた
その色を。
剣を抜きなよ
君は
戦士だろう？
その盾で
誰かを守る
勇者だろう？
戦えよ
君はホワイトナイト
君の世界を守るんだ
さぁ解き放て…
やるだけ
やってやろうよ