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[5] 独りの夜。《復刻版》
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気が付けば
いつも一人で居た

誰も気が付かない孤独



朝日までは遠くて
この街には誰もいない



部屋の中

冷たい布団に入って

そっと水溜まりを作る



誰かが置いた温もり
抱き締められずに…



あぁ、また独りの夜

暗闇だけが友達

静寂と戯れる。



昼の仮面、捨て

向き合う、一人




あぁ、また独りの夜。


世界中に
私はただ一人



作り上げた涙の水槽

溺れてしまう程

孤独に喉が渇く…



あぁ、独りの夜。



2007/01/31 (Wed)

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