詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
自分が生きてるか
確かめてみたくて
自分を痛めつけた
なんか血が出てる
心臓の鼓動が早い
傷がズキズキする…
ねぇこの感覚が
生きてるって事?
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
私はイチゴ
貴方を見ると
頬を赤めるの
恥ずかしくて
甘酸っぱいから
早く摘むんでよ
ほら、ミルクを
上に着させたら
甘くて綺麗でしょ?
私はイチゴ
貴方に火照らされて
頬を赤めるの
お砂糖の洋服で
オシャレしたら
甘くて可愛いでしょ?
私はイチゴ
甘くて酸っぱい
美味しいイチゴ
貴方に食べて
もらうために
生まれて来たのよ
さぁ召し上がれ☆
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
明日は卒業式だね
たった3年間だけど
いろいろあったよね
『教室』
暗くなるまで
笑い合った事
『部活』
試合で負けて
涙を飲んだ事
『修学旅行』
恋バナで朝まで
盛り上がった事
『体育館裏』
片思いの人に
告白して振られた事
『放課後』
好きな人と
初めてキスした事…
すべて大事な
大事な思い出だよ
そして明日からは
それぞれ夢を抱き
歩き出すんだね
道はバラバラだけど
僕らは繋がっている
この広い空の下で…
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
もしも願いが
一つ叶うなら
貴方の幸せを
私は願います
もしも祈りが
神へ届くなら
貴方の抱く夢が
叶う事を祈ります
貴方もあの一番星
見てるかしら?
海の声が聞こえる
遠い遠い街で…
もしも東京の
明るい夜空で
流れ星見えたら
貴方を想います
もしも誓いを
交わせるのなら
貴方との愛を
指輪に誓います
たった1人の貴方へ
愛しい貴方へ…
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
今日も手首を切って
自分の価値と存在を
血と傷で確かめる
親と友達を
心配させる方法が
それしかないから
それだけしか
みんなに注目して
もらえないから
だからちゃんと
手首の傷に気付いて
じゃなきゃ
またやっちゃうよ?
私こんな弱いんだよ?
誰に何言われようとも
醜くても構わないよ…
もっともっと心配して
もっともっと私を見て
私は生きてるんだよ?
此処にいるんだよ?
ねぇ、気付いてよ…
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
心の深い傷を
共感・同感という
傷の舐め合いで
消そうとする人々
傷は舐めてると
膿むばかりだと
人々は知らずに…
お互い傷口を舐め合い
お互い進もうともせず
お互い痛いと言い合い
お互い傷が膿むばかり
傷を本当に治すには
1人苦しんで泣いて
かさぶたになるのを
待つしかないのにな
かさぶたを取る時の
気持ち良さくらい
お前も知ってるだろ?
きっと自分1人で
苦労して治したら
あんな感じだよ。
なっ!気持ちいいだろ?
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
『ずっと好きだよ』
いつか交わした約束
独り輝き続ける
錆び付いた指輪
振られた時に切った
首がない誰かの写真
気付けば名前すらも
思い出せないくらい
遠い過去になってた
恋してた頃の私は
綺麗に輝いていた
何気ない日常にも
全て価値があった
だけど今では私も
「錆び付いた指輪」
何気ない日常には
何も価値などない
磨いたとしても
細かい傷だけは
二度と消えない
私は錆び付いた指輪
心も身体も
錆び付いた
汚い指輪…
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
自分の表現ならば
下手でも構わない
人に伝わなくても
歌いつづけるんだ
誰も認めなくても
誰も聞かなくても
歌い続けるんだ
僕らは詩人だから
この身を削り
命も魂も削り
歌い続けるんだ
希望も絶望も
喜びも怒りも
哀しみも楽しみも
詩に綴りながら…
歌う事に意味がある
歌う事に価値がある
僕らは歌うしかない
僕らは詩人だから…
僕らは詩人だから…
詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
どうして
僕のそばには
いつもいつも
誰もいないの?
相談できる相手も
愚痴言える友達も
心を許せる親友も
頼れる両親さえも
いつも誰もいない
たとえ傷ついても
悩んだとしても
独りで解決してきた
自分しか
信用出来なかった
自分しか
頼れなかった
自分しか
いなかった…
そしてたまに
誰かを必要とすると
必ず相手は消える
きっと相手が
僕の想いや要求に
耐えきれなくなり
逃げるのだろう
いつも明るく
振る舞ってるけど
心の中は暗く
落ち込んでるんだよ
…光を照らして…
いつも晴れた顔で
笑ってるけど
本当は雨に濡れて
泣いてるんだよ
…傘が欲しい…
誰も気付かないよね
誰も必要としないよね
こんな僕なんか…
どうせ僕なんか…