我は紅麗成り

業火の中に

績まれたこの身は

炎のように

我を蘇生させる

我は紅麗成り

詩人の部屋に

残り火成り

絆は永遠

だが

切れると

修正不可能

涙は素直に出せばいい

強がってたら

優しさにも気付かないよ

泣きたい時は泣けばいい

俺がずっとお前を守るから

もうお前は一人じゃない

頑張って

頑張って

負けないで

逃げないで

泣かないで

笑っていて

歩いていて

強くなれ

優しくなれ


花の香りよ

鳥の羽ばたきよ

風の音色よ

月の輝きよ

どうか君を

救い給え

イジメのせいで

俺の夢(睡眠)は

俺を否定してくる

『お前なんか死んじまえ』

『お前ウザいんだよ』

夢でそうやって

言ってくる

寝る前に涙が

止まらない

起きたら

泣きすぎて

瞳が膨れている

イジメは嫌だ

裂ける肉片

吹き出る黒い血

刃物は血に染まり

俺は光悦感に浸る

ただ切る

ただ斬る

自分が嫌いで

彼奴も嫌いで

親族も嫌いで

現実も嫌いで

死にたい

ただ死にたい

今宵も俺は

手首を切る

理解して欲しいとは

言わないけど

笑わないで

キモがらないで

逃げないで

引かないで

お願い

俺を必要として…

倒す強さは要らない

守る強さが欲しい

ここに来て約4年

中2の時に参加した

あの頃は
イジメられてて

そのせいか
感受性が
豊かだった

今じゃ
書けないような

詩を
書いていた

詩人の部屋と共に
成長した4年間

今じゃ
合計ランクも
新人さんに
超されている

やはり
もう時代が変わり
新しい色が
好まれるのか…

だが、
忘れないでほしい
初心の心を

これからの未来は
俺じゃなくて
君達みたいな
新人さんが
革命を起こすのだ

俺の時代は
もう終わっている

ぞうもなみだをながす

かめもなみだをながす

ひともなみだをながす

とうといいのちのため

なみだをながす

ただ、抱きしめてください……。