詩人:紅麗-クレイ- | [投票][編集] |
全ての始まりはクラスの人が僕に言ったこの言葉
「テメーキモいから来んじゃねぇよ!」
誰より信用していたのにな。親友だと思ってたのにな。
なんかスゴく悲しくて涙が溢れてきた…。
でもこれは序章にしかすぎなかった。
その次の日上履きの中にガビョウが入ってて、机には「ウザイ」「シネ」「キモイ」「学校くるな」の文字が彫ってあった。
僕はまた泣いた。とにかく泣いた。涙が枯れてしまうほど…
そして授業中もイジメは続いてたんだけど、みんな先生は見て見ぬ振り。
親なんかにも言える訳が無く、この地獄のような日々は続いた。
そしてイジメられて2年が過ぎ、僕はある快楽を覚えた。
そう、リスカである。
コレは絶望してる時には本当に気持ち良い。一瞬にして苦しみと悲しみを血と一緒に流してくる
そして僕はクスリも飲んで、とうとう学校から飛び降りた。
僕はやっと自由な空へ飛ぶことが出来たんだ。
そう、自由な空へ…
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