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紅麗-クレイ-の部屋


[34] 不登校 〜卒業〜
詩人:紅麗-クレイ- [投票][得票][編集]



私は君がいたから
此処まで生きて
来れたんだ

あの頃の私は
イジメられてて
自己嫌悪になってた


自分の手首を血管が
見えなくなるくらい
メチャクチャに切ったり

学校の屋上から
フェンスを越えて
飛び降りてみたり

自殺未遂を何度も
繰り返していた

生きてる意味なんて
私には無かったから…

私が死んでも
誰も悲しまないと
思っていたから…


友達って呼べる子も
誰一人いなくて

ボロボロの汚い
熊のぬいぐるみが
私だけの友達だった

涙が枯れるほど泣いて
泣き疲れて眠る夜も
いっぱいあったよ

いくら探しても
安心して眠れる場所が
何処にもなかったから…

どんなに探しても
私の本当の居場所が
見つからなかったから…

でも君だけは
こんな私なんかに
いつも元気と勇気を
与えてくれていた

「元気出せよ」
その一言だけでも
スゴく救われてたんだ


そして僕は此処にいる
君がいたから生きてるよ


君がいるなら
これからも
ずっとずっと
生きていくよ…



いつか君に
綺麗になった
私の姿見せに行くよ。。

2005/01/16 (Sun)

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