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雨蛙の部屋


[26] 君のくれた色
詩人:雨蛙 [投票][編集]

君を中心に
僕の世界が回り初めて
どのくらいの時が流れたのだろう?
君が何気なく呟いた
一つ一つの言ノ葉が
世界を少しづつ
彩りはじめ
今では
沢山の色で埋まっている

「おはよう」は
太陽を見る向日葵の様な
明るい黄色
「ありがとう」は
風に舞う桜の花の様な
ほのかな桃色
「さよなら」は
小さく揺れる菫草の様な
淡い青色
「おやすみ」は
闇夜に咲く夕顔の様な
薄い紫色

君のくれた色は
今も僕の胸の中


しっかりと根を張り
鮮やかに色付いているよ

2006/09/12 (Tue)

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