僕の心にはキズがある。

でも、そのキズが今の僕を支えてくれているかもしれない。

ときどき、心地よくさえ感じる。

まだ君が好きかもしれない…。

今日も唄うよ。

あなたには届いていないかもしれない。

それでも、唄いたいんだ！

今日も、明日も、あなたのために声をからし、あなたを思いたい…。

僕の声が消えるまで…

君はいつも、わがままを言う。

僕は君に振り回されっぱなし。

それでも君のことは愛しく思う。

さあ、今日も君に振り回されに行こうかな。

小さな君と手をつなぎ歩いていく君の人生の一部を。

前に進むために、写真をやぶる。

少しでも、あなたを忘れるために。

前に進むために、この部屋とお別れをする。

少しでも、あなたの匂いを忘れるために。

前に進むために、この指輪を捨てる。

少しでも、あなたへの思いを忘れるために。

でも、これって前に進めているのかなあ？　ただ歩んできた道を壊してるだけで、前に進めていないのかも……。

それでも、前に進むために、今日もあなたを忘れる。

どうすれば、前に進めるの？

どうすれば、あなたに言えるの？

どうすれば、あなたのところまで行けるの？

どうすれば、あなたは私に気づくの？

どうすれば幸せになれるの？

どうすれば……

君は知ってる？

体を売るたび、君の体は君のコトを嫌いになってくんだよ？

今は何も感じないかもしれないけど

かならず、君は後悔する…。

そして、君の心と体は…

僕は知ってる。

君が悪いことをしてることを。

君は知らない。

君が悪いことをしてるのを、僕が知ってることを。

そして、そのことについて悩み苦しんでいることも…。

今日という一日がまた終わる。

今日は今日しかないのは、わかっているが。

それでも、僕には何気のない一日…。

誰かにとっては大切な日なのかもしれないが、

僕にはわからない。

そんな日々をみんな過ごしている…。

今日は疲れた。

だから、先に寝るよ。

と、言いつつ、君が寝るのを待っている。

いつもそうだ！　僕らは仮面をつけて生きている。

言いたいことも、その仮面の下でボソボソ言うだけ。
仮面の笑顔の下には、悲しみ、憎しみ、不安、怒り。
すべてが、隠されている…。

本当の笑顔さえも…。