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シゲヲの部屋


[108] 此節(コノセツ)
詩人:シゲヲ [投票][編集]

冬の中



ただ一人いて





優しく肩を抱きしめた





きっと誰もが許しあえる




それが本当に叶わぬ願いなら





一片の雪のように







昼にはぐれ



夜になる



そして駆け出す




小さな明かりが




永久に宿るなら




それは未来すらも照らそう





人は


誰もが信じあえる





それが本当に変わらぬ思いなら













万華鏡に写る粉雪よ






この世界に輝く




此節 幾万の人々よ










せき誇る命よ

2009/05/17 (Sun)

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