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シゲヲの部屋


[55] 膝を抱え泣いていた
詩人:シゲヲ [投票][得票][編集]

膝を抱え泣いていた。


どうかあの人に、あの人に会わせてくださいと。


この気持ちだけ届けと切に・・・切に願った。


いつも二人。そして心は一つ。もぎ取られたように身が泣いた。


深くあの人が全てで、この空虚はなんだろうと心が傷んだ。


・・・・・・
・・・・・・


だめだ。
きっとだめだ。


・・・オモイデハ、夢に戻そう。夢のなかで大地に埋めよう。


愛しさ優しさが、新たに芽吹いたとき、きっと笑えるから。


笑い、悲しみを語ることが出来るから。

2007/07/17 (Tue)

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