詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
幸せが自分に向かって微笑みかけていたのに
他者に奪われ、空白な不幸が埋め尽くされた
憎い憎いと自分可愛さで悲劇のように語れば
きっと他者がそのスペースを埋めに寄ってきて
ただそんな気がしてきて
またきっと満たされますと信じて呼吸を止めない
永久的に、さも長編小説のように螺旋階段を上がれば
所々に触れたことのない原石が点々と落ちていて
ダイヤなのか、ただの石ころなのか懐にしまい込んでまた螺旋階段を登り
踊場で多種多様なスタイルで踊る他者と出会い
互いに拾い集めた原石を品評し合い定め合い
要らなきゃ荷物と置き捨て、貴重だと分かれば首から下げて階段をある程度の距離まで共に進む
懐かしき他者を見下ろし思い返せば
登る足取りが遅くなった気がするが実際0,1秒遅れはない。
上に近づく度に見慣れたアイテムと似た他者が踊っていて
横目で過ごせば知識を欲する頻度も減った気がして逆らってなるべく意識して行動するから下の頃から行動頻度は変わらない。
そして繰り返し登れば螺旋階段の最上階に行かずとも気が付く。
錯覚だったのだと。
でもまだ満たされますと呼吸を止めない
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現実論者の絵空事
幻術唱え飛車廻り
明日心配何ですか
多分
逸れは
気の障よ
息を継ぎ次、
考えてくれよう
もし次に
息を終えたら
何を思うでしょうか
良く似た形に
彫り込まれた
置物達に
善いから嘘で
微笑みを求め
矢継ぎ早に
取込まれ行く
嘘だと言って
苦しいよ早く
連鎖連鎖
廻る廻る
多分
逸れは
気の障よ
現実論者の飛車廻り幻術唱えて絵空事
昨日心配何ですか
今の表面は
どんな柄でしょう
うずくまって
その目で見て
聞きましょう
不揃いに
彫り込まれた
置物達に
苦しいねって
言葉を紡いで
息を継ぎ次、
ずっと続けるの
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水槽に白いメダカ
揺らぐ水草
気泡が上がる音
ぽちぽち
ベッドに横になる
本のページ
捲れる音に瞼重く
微睡んでくる
微かに入る
映画の音
何語なのかも
解らない。
本日は善く働き
とても変わりない
そんな1日でした
水中の世界なんて
分かる訳ないんだ
本の主人公なんて
なれる訳ないんだ
映画の世界なんて
行ける訳ないんだ
今日もちゃんと
生きたんだ
それ以上望んじゃ
それ以外考えちゃ
ダメな気がするんだ
音を消した訳じゃないのに
何も耳には入ってこないんだ
疲れる事以外
望んじゃダメになるんだ。
もしもだなんて
期待してしまう
こんな脳みそに
神様どうか
今日100日分の
普遍的なペナルティを下して
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六面体が運命を握っている…
モヤモヤする話はきっと気のせいだ
何故なら引き出しに一つしか話題が無いのだから
何度も同じ事を言わすなと言うが
それは君たちの勘違いなんだ
言葉のニュアンスが全て違うんだ
さぁ賽子を振るいなさい
当たりの目が出りゃモヤモヤも綺麗サッパリ洗い流す
そんな万能な洗剤をあげちゃうから。
何が出る?
何が出るかな?
黄色いライオンと
黄色い頭の私と
アンニュイなお昼時
菓子食う隙なぞ与えません。
さぁ、賽子を振るいなさい。
また明日…
ごきげんよう
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最近はとてつもなく冬が嫌いで嫌いで
布団に入るのが憂鬱だったから酒を飲んだんだ。
結局ワケが分からなくなってフラフラ
この身をベッドに投げ出して眠りに就くんだ。
夏はさ何だか勿体無くて、いつも地べたで身体を横たえて
火照りの止まない身体がヘトヘトになって
疲れて投げ出した身は
ベッドのスプリングが音を立てて受け止めた。
やっぱりベッドって凄い。
JRや私鉄に身を投げるより
騙されたと思って
ベッドに身を投げてご覧?
迎える朝が絶望?希望?
もしクロだったとしてもまた…1日耐えた身体をベッドに投げ出したみな?
じんわりと温もった布団が
自分の体温を思い出させてくれるから
やけになって
酒に暴食に薬に自傷に…やたら滅多やってしまった日でも
世間がどれだけ君に対して冷たくても
君のベッドは君の重さも体温も裏切らない。
ゆっくり目を閉じて今日は寝よう。明日もちゃんと寝よう。
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自分を表に出したい人間ではないし
ましてや表立って何かしてこうってタイプじゃないんだ
極力避けたいし
なるべく静かにしてたいし
言うつもりも無ければ同情して欲しくはないんだ
自分はどれだけ頑張ったところで
君たちみたいな人にはなれないんだ
どれだけ足掻いて縋ったとしても
最後には何も手元には残らないんだ
どんな事象においても
嬉々として破滅を望む論者がいるんだ
危険を啓発して
それで心を平穏に保とうとしてる
危うく自分は
それらの思考に縋ってしまうところだったけれど
必死に掴もうとしても失って悲しいと思える人が今
真っ直ぐ自分を射抜くんだ。
だから勇気を出して言うよ
後悔だってちゃんとしてみたいから
やっぱり君は笑ってはくれなかったけどね。
最初からそばに居たいと望んだって
脈は確実に停止へと早急に進むのね
どうして自分だったんだろうね?
でも君やみんなじゃなくて本当に
本当に良かったってちゃんと
ちゃんと笑えたから
こんな至らない人間だけど
これから終点までよろしくお願いします。
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セミロングで切りそろえられた髪
ストライプのシャツにタイトなパンツ
知性と美を兼ね備えた君は最高だね。
お昼は簡単にサブウェイで良いよね?なんて
コミュニケーション不足の僕に修行を付けるようだね。
決して媚びたりしないけど、一度たりとも批評をする事もない
そんな彼女は才色兼備。
僕はそんな君を心から尊敬するし愛してる。
クリスマスに貰ったねじねじのマフラー
実はちょっとどんな服に合わせるべきか悩んでるんだ。
全くつけてこないのに3ヶ月
君は何も責めたりはしないんだね。
そして君もストールやマフラーを
たくさん持っているけども
ねじねじのマフラーは一つも持って居ないんだね。
いつも柔らかな声や表情で
暖かく僕に接してくれるけど
君に突きつけられた無言の課題
ちゃんと僕はこなせているのか
君が不満な時はいつも
肩に掛かる黒髪の束をねじねじ
必ず僕の言葉を聞こえないふりして
ねじねじ巻いちゃうんだよね?
だからそのマフラー選んだの?
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その黒縁眼鏡
デッキシューズに
よれた縞のジャケット
穴の空いた粗末な、なんだっつうの?え、画家帽子とか
あー五月蝿い!
正式な名称なんてどうだって良いのよそんな帽子
何ニヤついちゃってんのよ
抱きたいだけだろ青二才
いけ好かない服とっとと脱ぎな
ジョンレノン?ツェッペリン?ニルヴァーナ?ちょっとベッドじゃ黙んなさいよ!
違うわよ、これは前戯よ。なっちゃないわね!
あんたの価値観や
かぶれたファッションや蘊蓄なんかに興味ないわ!
興が冷めるのよ!
核を責めりゃ
男なんて
あーとかおーとか
情けない声しか出せないのよ。
今夜も沢山、舌でいたぶってあげる
さっきまで
グダグダ珈琲豆を語る無駄なお口は
ベッドの上じゃお留守みたいね。悦しませなさいよ、ほらほら。
どこが善いのか言って御覧なさい
医者でもパイロットでも
勿論あんたみたいな個性派かぶれでも
何だって野郎さんらは同じなのよ。
私は私で満たされんのよ。
野郎さんらの上辺で満たされる程ならとっくに
お遊戯商売あがってるってのよ
あんたやっぱり浅知恵ねぇ
今夜はお説教代わりにベッドでみっちり勉強させたげる
勉強代は高いわよ
得る快楽よか安いけどね
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スッゴく頼りがいがあるんだよね♪
弾んだ声が俺を加速させて
私の事を理解してくれてる貴方なら分かってくれるって信じてるっ♪
肩に頭を寄せて、上目遣いで俺を留めりゃ
頑張ってねっ♪でも無理はしちゃダメだよぉ?
なんつっていたわりながら緩やかに諭してくれちゃったりなんたり
君みたいに可愛い女の子がさ
俺なんかに合わせてくれちゃうから
もう…!
嬉しいやら側にいたいやらだよ
でも
終電でささっと帰るし
たまに帰りたくないなんて甘えちゃったりさ
俺の運転めちゃウマなレーサーみたいよね。
ブレーキングとアクセルワークみたいな言葉や仕草を駆使して
てか後ろをみても前を見ても君しか見えない
短時間で首位独走!フラッグを振って俺は君のゴールを待ってる!
だからちゃんと俺にゴールしなさい!
コースアウトの無いよう、よろしくお願いします!俺頑張っちゃう!
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神様なんて
居ないわ
居たら私
もっと良い人生
歩んでたもの
僕の右手を
静かになぞって
運気上昇中
なんて
言っちゃう癖に
貴方はいつも
脳天気で
君は基本
気分屋の癖に
何も悩みが
無いなんてね
羨ましいわ
不幸忘れて
ケロリと
笑ってるしさ
ある意味
頭の中を覗いて
みてやりたくなるわ
私の
気苦労なんて
俺の
気持ちなんて
理解してない
人なのに
どうして何で
こんなに好きになってしまったんだろう?