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まとりょ〜鹿の部屋  〜 新着順表示 〜


[141] ヴァーチャル。
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僕の掌
親指2本で弾き出した

罵倒?
圧迫感?

このクエスチョンマークですら

誰に
誰が
何のために

向けられる記号すらクエスチョンマークでいっぱいになる。

実際は本当の僕が此処に居るわけでも
君が皆に向けた文章通りの人でも

ないのに。
ないのに…。

一夜漬けになって
画面と対峙した僕は今
君と云うバーチャルに恋をした。

潔さのない改行を沢山載せて
本音を言えば
傷ついた僕の本心。

バーチャルなのに
バーチャルなのに…。

2006/04/24 (Mon)

[140] 自白まであと数秒。
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レポート用紙
大量に書き綴った
未完のストーリー。


シナリオは無限なタイトル
ストーリーは平凡な男が女に恋心を抱く筋。


およそバインダー60冊。
全てにおいてオチが未完のストーリー。


今から全てを完結させてもいいかな?
君の家まで真っ直ぐ進みだしたストーリー。


全てが僕のストーリー。君が完結させるストーリー。

2006/04/19 (Wed)

[139] うすいろだいだい。
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まぁるいおめめ。
ちっちゃな鼻。
唇はピンク色。

アナタの描いた
可愛いアナタ。

さぁ、お顔に色を塗ってごらん?


私は塗れない。
塗れないの。
私の肌の色がクレヨンには無いから。


私の肌は白に近い薄い黄色い色。

君の色は薄い茶色。

あの子色は日に焼けて頬からじわりと赤い色。


肌色なんて嘘付きだね。みんな みんな
違う肌色。

みんな みんな
クレヨンには無い
綺麗な色。

だからそれは肌色じゃなく
うすいろだいだい。

2006/04/16 (Sun)

[138] 本身。
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もう心よりも
先に伝わってきたんだ

擦れた薄着越しの腕
痺れた片半身
誤魔化しの効かない会話。


夏に気付いたのか
夏に気付かされたのか


まるで絡まった糸のように
まとわりつく頭の中の文字達。


そう、
そういう事は理屈じゃないんだ
早く気付いてくれ。


大人に近づいたのでは無く
大人になりきれなかった夏の日。

2006/04/04 (Tue)

[137] Let me sea...。
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作られて
出る事もなく
終わってしまった
未完の言葉達。

僕は出せなかった。
でもあの言葉達は
きっと今日と云う日のために
ずっと僕の喉元に突っかかっていたのだろう。


それらをまた
練って、練って綺麗な言葉にしようと。

でもいざ君の前に立つと、
こんなありがちな言葉にしか出来なかった。


『君が好き。』


伝えたい事は沢山作られていたのに
たったこれっぽっちの言葉。

でも、後悔は無い。
きっとこれが一番君に伝えたい言葉だったのだから。

2006/03/28 (Tue)

[136] シュラバマン。
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素面で酔っ払ったフリをして
たまには君に優しいワードを言おうか。

上っ面は良い子ちゃん
上辺だけの愛想笑い
表面だけの人物像。

だけど
一筋のストーリーだけでは
君は靡いたりはしないし。

全てお見通しの
君がくれるグーは
僕のチャラチャラした
ピースサインをも打ち砕く。

とりあえず笑お。
差し歯が取れる。

おちゃらけた着信音
このタイミングの悪さ
また携帯が真っ二つに折れる。

全てを見通した結果、
また君のグーは
僕のチョキをも砕きテンプル。

意識が飛びそうなフリして
額と両手を地面につけようか。

ごめんなさい。
こんな事(ヘマ)は二度と(バレないように)しません。

君が鼻で笑う。
僕は笑う事しか出来ないように…。

2006/03/28 (Tue)

[135] ピンクのボートで。
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究極の休日。
究極の休息。
究極の休暇。

究極に拘る君へ
究極の
究極かつ
究極の楽園へ。

究極に至福。
究極に安らぎ。
これこそが君の望む
究極の休息。

疲れたって
口癖の10代の君。

そんな若さで疲れてたまるか!
まだ時間もあるんだろ?
まだ夢に逢えてないんだろ?
まだ何も始まっちゃいないんだろ?

親から授かった
その五体満足の体。
周りから育まれた
その心。

生かせるヒントを探しに僕もお供しましょう

ピンクのボートで二人
聞きかじりの政治論と
回し飲みの紅茶と

大きな池の
ピンクのボートで二人
ゆらゆらと
他愛の無い休日を過ごしたりなんたりして

青空の下
ピンクのボートで二人
究極の休暇に
究極の答えが分かる様
究極のヒントをひねり出しましょ。

2006/03/21 (Tue)

[134] ・・・(悦)。
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素晴らしき喜び
君とコレさえあらば
私は絶頂に達する。

そうよ。
もっと奥よ。
ちゃんと奥まで入って
そして抉って。

アナタの膝。
動く繊細な指先。
耳を赤く火照らせれば
どんな小さな動きすら、過敏に反応するのよ。

アナタが好き。
もちろん
コレも大好きよ。

私の穴を
その慣れた指の感覚で
そして
奥の…
奥の…

ポリっ。

膜のように
奥に留まる老廃物を
アナタの指先に収まるコレで掻き出して。

部屋と
耳掻きと
アナタ…。

とても気持ちいい…(悦)。

2006/03/17 (Fri)

[133] ジレンマ。
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ありがとう
大好きよ。

次から次へと生まれる言葉たちを
君はどうして
いつも私に言わせてくれないの?

楽しそうにしてると思ったら
またそんな風に
物憂げな目をして無口になるのよ。

もちろん君の背負っているモノの大きさは
私にだって解ってる。

幸せはいつも必ず
痛みが伴うの。

いつかは
兼用のナビシートを
私だけの
指定席にしたい。

解ってる。
解っているのよ。
無理は言わない。

私は二番。
二番目はいつも悲しくなるのよ。

2006/03/17 (Fri)

[132] 嗚呼…、駄文。
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君に触れられた腕。
見事に
こっちの胸が痛い。

確かめようもない
探りようもない
それは
己次第と心得

僕の頭でまた下らない
孤独な闘争心と
行き場のない理性

喉元まで掛け巡らせてはおあずけを喰らわす。

『ワインをちょうだいよ。』
『ちゃんと送って行ってね。』
何て見事なガキの使い

もっと君が遠い人なら
群集の砂地に紛れ
もっと笑えてたんだから。

僕にだけ教えてよ。
とっておきの君を

君だけが知ってよ。
とっておきの僕を

存分に味わい尽くした後に
消しカスみたいに払ってくれよ。

僕はいつでも
君の横顔に
出掛かる言葉も殺される。

2006/03/13 (Mon)
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