詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
散歩
思い出の場所
全てが空虚。
思い出し笑い
その顔
全てが残像。
嘘
真実
尚更どうでも良い事。
これらの絵
描ききれずにはみ出しては滲む。
三年前の惨事
三年後の風化
現在の歪み。
三年前の涙
三年後の雨
現在の空
曇りのち晴れ…
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忘れたいとした
貴方の噂を最近よく聞いてた。
もちろん
そんな予感はしてたし、期待もした。
私は貴方の彼女と違って
物静かな美人じゃないけれど
今日ぐらいは貴方のタイプって事にしといて。
暗闇の午前を伝えるラジオ
もう乗る事のなかった車の助手席
ただ貴方の口から出る昔話は
私にとっては完結してないストーリー…。
切なさだけを隠し続ける貴方を見て
隠しきれない私の本能が呻きだす。
私は
ただ隣りの空席を埋めるだけのカード
だけど
貴方が選んだカードはjoker...
もう戻れない
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春になり
芽吹く木々たちを
もう誰も見上げてはくれない。
日に日に
大きく育つのは
この小さき木々の土地を囲む
鉄筋コンクリートの冷たい壁。
皆、ここから
私たちを見下ろし
風流だと云う。
そんな言葉
嬉しくも暖かくもない。
もっとみんなに見て欲しかったのは
ご自慢の
赤い木製のブランコに
人々が寄り添う事が出来る小さな白いベンチ
真ん中にあった大きな砂場と滑り台。
子供達の笑い声とお日さま。
月明かりと寄り添う二人。
これらは
もう居ない。
人々が集まってくれるためには
私の大切なモノは失われてしまう。
本当に私達は
邪魔なだけの土地だったのかしら。
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私には小さい頃から母は居ないから
困ったら母親に頼る、貴方の気持ちは分からないんだよ。
風邪を引いても
部屋散らかしても
お金に困っても
トラブルに巻き込まれても
大人なんだから自分でやるしかないんだよ。
確かに貴方は私よりも
大人で
社会生活長くて
人付き合いが上手くて…
でも自立心がない貴方なんか大嫌い。
世に云うマザコンは、母親に異様な愛情を抱いてる事を指してるって思ってるけど
お前みたいのが正真正銘のマザコンだってよ。
風邪ぐらいで母親の横に逃げてる男が
格闘技習いたいなんて
実に馬鹿げた話だね。
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車に押し跳ねられたような
強い衝撃を心と頭にくらって
痛いと言うより、ショックが大きい。
その車に乗り込んでた奴らは無傷。
痛いとか、ショックとかあんま感じなかったんだ
それ見てた奴らは口を揃えて
不運だとか不注意なお前が悪いだとか…。
もう忘れたいのに
どんどんタンコブみたいに盛り上がってく。
ジワジワと痛みは膨張したんだ。
タンコブひいて忘れた頃に
また誰かがソコを押しに来たんだ。
綺麗だった心や頭は赤黒いアザとなって残ってしまった。
あのね
そんなに器用に出来てないのよ
私の心も
君達の心も
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初めから感づいてたよ
そんな風に言う事くらい。
嘘でもなけりゃ
本音でもない真実
そりゃ本気になって追いかけた方が
後々沢山つらいのも分かってた。
涙を武器にする位なら
この身
引き裂いてでも死ぬ気で貴方を追い掛けるから。
貴方は冷たい人
私は臆病な奴
こっちがひたすら叫ばなきゃ
貴方はもう振り向かない。
ハナからしたつもりもない
不条理な駆け引きを…
貴方との唯一の繋がりを
今は黙って感じていてほしい
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捕まえたのが私でよかったね。
捕まったのが君でよかったから。
私に好きと言われてよかったね。
君に好きと言えてよかったから。
幸せでよかったね
お互い幸せなのが大好きだから。
生活苦しかったけど、楽しいならよかったね。
今こうしてお互い笑ってる。
子供に出会えてよかったね。
今度は3人で
これから
もっと もっと
凄くよかったと言える。
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普段は照れ屋でも
そうゆう事に慣れてなくても
不器用な人だとしても
とりあえず手を繋ぎませんか?
春風に煽られても
夏の日差しに染みても
秋夜の月に照らされても
冬の寒さで指先まで悴んでも
決してこの手を離してはいけないよ。
君と私の間には小さな小さな宝物が
小さな手を伸ばして私達を
繋いでいるのだから。
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いつも口だけなんだろ?
何もしないで文句だけくれやがるか?
本当は大した苦労なんてした事ないのに、語るのは上手いみたいだな?
女はこうなんだからこうしろだと!?
男はこうだろ!?
母親は…、父親は…、
ふざけんな。
どちらかの性一つのお前が両性の持論を語るな!!
いいか?
今だけ言っておくけど、
お前の良識、知性、思想…
ひけらかしてる時点でお前は全てを失ってる。
お前に関わってゆく人々に白い目をくれられる前に
主婦手製の冷製鉄拳くらいやがりなさい。
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これだけは知ってもらいたい。
例え貧しさや、不安定な所が
相手にあったとしても
可哀想なんて言葉を使うな。
それは同情でも理解でもない。
そして慈悲深い発言ではない。
可哀想なんて言葉は、時にその人の生き様を否定する言葉。
この言葉は優しさじゃない