詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
臭いモノには蓋とはよく言ったもので
開けて取り出すのは何故か眩しいばかりの若さ故に模索し続けた日々
三年経って
私はやっとこのうざったくて長い髪ともおさらばしました。
もう私の髪を綺麗だと言ってくれる人が居ないのだから。
やっと知りたかった答えを知り得た時には
ずっと大切にしたかった何かを忘れた。
日常の繰り返しに慣れたのではなく
ただ成るように過ごしただけ。
私がふと行き止まりにたどり着いたら
きっとまた今と云う瞬間にまた、
蓋を閉じてしまうのだろう。
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何でも身体のためにいいとか言って、毎朝健康飲料しか飲まない君。
昼まで腹が保たないからって
今手に持っているハンバーガーは何?
やっぱりまた健康だとかって言い出して禁煙始めた君。
じゃあ煙草の代わりに口に運んでいるその甘い固まりは何??
健康って何??
塩分控えてファーストフード??
煙草辞めたいからチョコレート??
私を君の健康ペースに巻き込むならば、
君は健康に体脂肪をつけて
そのはち切れんばかりのお腹を抱えて
健康死しなさい。
やっぱり君は首を横に振る。
横に振った顔にはやっぱり健康二重アゴ。
またそれが愛らしい
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私はA型の人間だから、O型の貴方はいつも器用で率なくて羨ましかった。
きっと悩みや不安なんて私ほど感じて無いんだと思っていたよ。
…でもね、長年連れ添ってきたら分かったよ。
別れ際にくれた手紙。
3年経った今でも怖くて開けてないよ。
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最近は無くす事ばかり考えてしまう。
きっととても大事な事が一気に増えたからだろう。
子供。
旦那。
マイホーム。
友人。
みんなからもらった幸せ。
お金が無いってだけで、生活できない訳では無いけど
働きたいと思ってしまう事すらを欲と感じてしまう…。
この欲に手を出したら、一気に大事なものが崩れてしまいそう…。
幸せとは、私のような貧乏性を臆病にさせてしまう。
夢に昔の恋人が出てきて説教された。
優しくされて、甘えたらしっぺ返しくらった。
恐らく私はそういう部類の人間なんだろう。
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やたら長っぽいのやら
妙な形に曲がりくねったヤツやらを
黒い縦長の箱に詰め込んで
たまに間が開いたりしちゃうけど、そんなところは後で巧く消化出来ればいいんじゃない??
いつも予期せぬタイミングで真四角のソイツが来たりて
ソイツ無視して長いアンタを待ち続けたら
いつのまにやら箱はいっぱいになって溢れた。
もちろんイビツに穴ぼこだらけになって…。
アンタに夢中になりすぎて
他が疎かになったからイビツになった…。
あれ?これってすごく何かに似てない??
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夜泣きを止めず私の腕に顔を埋める子。
母と触れ合い私も泣いてた事を思いだす。
笑いのツボが分からない私の子。
母の目にも私がそう映っていたのかもしれない
お腹が空いたと大泣きで訴える私の子。
私もこんな風に母に訴えていたのかな?
母よ…。
母になり、ますますあなたが恋しくなってきます。
母よ…。
気付くのが遅いかもしれないけれど、幼子の私を残してしまった事を一番悔いているのは母である貴方だったのですか?
母になり、母が残してくれた事…。
私も母になったのだから子のために生きてゆきたい。
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私の身体が成熟してから2度目の夏が来ました
休みのプランをしっかり建てて、華やかな水着も用意して
浮かれ気分な筈なのに、何だか心は曇りがちなの…。
ちゃんと去年の夏に別れを告げた筈のあなたは
しっかりと私に根付いています。
成熟した私の身体は
きっとホルモンの分泌のせいで、あなたを忘れてしまえない…。
去年の冬からあなたと別れるためにカウンセリングに通って
熱い光の線をこの身体中に当てて…。
カウンセリング代しめて30万もどぶに棄てたわ。
私の身体中根付いてしまうあなた…。
こうなりゃ本格的に永久脱毛か…。
今度こそ
ちゃんとさよなら。
私の無駄なあなた(毛)…。
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私が最後に涙を流さなかったのは
そこにあなたが居てほしかったから。
あなたに理由を訪ねなかったのも同じ
聞いてしまえばあなたは本当に居なくなってしまうから。
笑って 終わって
そして今ちゃんと笑って過ごせるのは
ちゃんとさよならしたから。
だからあなたにはずっとそこに…
ずっと私のそこ(心)に居てほしい。
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やっぱり冬は寒いよね。コタツ買おうか悩んでいるけど
まだ君が一緒に居てくれるんなら
抱きつけば暖かいから必要ないんだけれど。
いつもうまい言い方出来ずに君を怒らせる僕。
君が太ってるから暖かいって意味じゃないよ
何度も君を怒らせては
僕は何度も同じ事を考える。
ぶきっちょでごめん。
でも今月もありがとう。
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サプリメント中毒になって健康のためなら死ねるなんて思うより、
不健康になっても
死にたいと思うまで生きたい。
死ぬ前までには貯金や財産をたくさん残したいと思うよりも、
貯金や財産ゼロでも死ぬまで好きな事に費やしてしまいたい。
君に貴方と幸せになりたいから結婚したいなんて言ってもらうより、
私が幸せになりたいから貴方と結婚したいと言わせてみたい。
僕は幸せに対して
本当に欲深い男だから
絶対に心の中には後悔なんて残したくない。