無限に続く
高い高い天まで
小さき体を
大きく振るわせ
力一杯飛び立つ
小鳥の君よ
僕は君が好き。
ずっと君のさえずる声を聞き
こんなにも穏やかな日差しに
毎日包まれていたい。
僕の小指の指先と
君の足首に巻かれ
互いに繋がる
この赤い糸。
思いっきり僕の方へ手繰り寄せれば
君と僕は
ずっと近くに居られる。
でも僕には出来ないんだ。
自由に羽ばたく君の足枷になるのが嫌だから。
君はいつも笑っていて
僕は君が
僕の元へ迷わず帰ってこれるように
道標の糸を大切に見てるから。
2006/02/13 (Mon)