詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][得票][編集] |
今になってお前を思えば笑けてくるねぇ
てんで呼吸が合わねぇのんでよく揉めたわ。
俺が前向きゃお前後ろ
俺が右向きゃお前左
んで、
俺が下向きゃお前は上向くし。
今思えば頭と尻尾だ。
つまりは何時も一緒って事だったんか。
まぁ、あんだけよく喧嘩するんだし
それってぇのは馬鹿な犬が延々と自分の尻尾を追いかけて
ぐるぐる巡り回ってんのと一緒か。
俺が頭で
お前が尻尾。
そんだけ魅力のある女だったって事だ。
でもお前は
容量悪ぃし、不器用だし、女の癖にガサツで恥じらいってもんがなかったなぁ。。。
でも
俺みたいな馬鹿猿一匹、操ろうとしたのはお前だけ。
ははっ、
お前の魅力はそこだったんか。
ソイツはすげぇ魅力的な女だったなぁ。