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まとりょ〜鹿の部屋


[142] step turn and turn。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

彼にフラれた後の2年間もの時間も
大切な親友を失った虚無感も

僕には巧くは言えないけれど
きっと素敵な経験なんじゃない?

たかが十数年間と端数分を足したような数じゃ
人生観ってものは少ないけど

あのね、また君に巧くは言えないけれども

その古傷をかばったままじゃ
外に出ることも難しいんじゃない?

その傷は本当は完治してきている筈なのに
今の痛みは君が作り出した幻なんじゃない?

まだ山の真下
だけど常に真上を目指して
たくさん転がったり擦りむいたりしてゆくんだよ。

いつか君も
そして僕も
あの時が正しかったと胸を張って言えたら

本当に幸せなんじゃないんかな?

2006/04/25 (Tue)

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