詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
寒々しく枯れた木々に
無理矢理施されたイルミネーション。
赤い布生地であしらった店々
興奮色満載にして尚も、こちらを煽るのか。
発泡酒を買いにきただけなのに
シャンパンの試飲を薦めるお姉さん。
かと思えば店の隅には正月飾り。
ねぇ?それって何の受け売り?
自分、ひねくれてるよ。考え方がね。
でもただ不思議に思っただけなんだ。
世界中のチビッコたちよ、
どうやら“良い子にしてないとサンタさんが来ないよ”ってな
君たちの母ちゃんの助言は本当みたいだ。
現にお兄さんの所には
もうサンタクロースは来ないようだ。
飲む打つ買うの
夜更かし三昧。
お兄さんは悪い子だ。
改める事すらしない悪循環な生活。
君たちはサンタクロースをいつまでも信じていてほしい。
結果はどうあれ、お兄さんのようにはならないからね。