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まとりょ〜鹿の部屋


[219] スレた日々
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

あの日の私には
愛すらも気付かぬまま
見ただけの繁華街で
誰よりも幸せなフリ
愛を上手に演じてた。


愛してるとか
必要だとか
見返りばかりを
ねだっては

なれ合うだけの
会話と仕草
思い出すら
明確に示す事すら
出来ずに

時を刻んだ
カレンダーにすら
薄っぺらな単語が
列ぶだけ。


この今の私には
愛すらも語れぬ程
先なんて分からない
不安だけ残るまま
アナタの背中を思ってた。


真冬の寒空の下で
消えた背中を思ってる。

2008/01/20 (Sun)

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