早く君の風邪が良くなってほしい。でも、そのまま部屋で寝こんでてほしい。誰かに会いに出かけてしまわないように…昨日あんな冷たい雨の中何を待ってたの?きっと君にとって大切な誰かが傘を持ってやってくるのを待ってたのかな…話を聞きたいけどもう今の僕には出来ないから。君をそんな風に敏感にさせたのはきっと未熟な僕のせいだね。君を冷たくあしらって逃げた僕なのに…。でも君を誰にも取られたくない。無いもの強請りな馬鹿な僕。
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