詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][得票][編集] |
はじめましての君を
震える掌で抱き止めた時から決めたんだ。
僕が君に名前を与えた日から
君は僕たちから家族と言う当たり前を
ちゃんと逸れたりせずに受け取ってほしい
まだ何も判らない君だけに
僕を見れば泣いてしまうけど
元気な君を見れば僕はまた頑張って
パパであり続ける事が出来る。
女の子の扱いや気遣いがなってないと
君と出逢う前に散々ママに言われてたけど
君を悲しませたりしないように
僕は君を抱く両腕に誓うからね。
だから約束してほしいんだ。
パパはいつまでも君の良いパパで居たい
だから君もちゃんと僕らの手から離れる時まで
この世でたくさんの光を見ていってほしいんだ。
君にいい男の人が現れて
今は小さな手が大きくなって
包み込んでくれる人が現れてしまう時
その時だけは僕も少し嫌なパパになってしまうかも知れないけど
誰よりも君の幸せを願う
巣立つ鳥の止まり木にさせてはくれないかい?
はじめまして
こんにちは
僕の可愛い
生まれたての魂。