詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][得票][編集] |
不正解。
間違いです。
いつまで経っても追試点。
大切なものを他人に知られぬ様に
たくさんたくさん嘘を吐いて
とっても辛かった。
きっとずっと違和感が在った。
心に出来た大きな穴ぼこを
柔っこいセメントで何度も何度も埋めたんだ。
どろどろと頬を伝って流れおちて
嫌になる位にループして。
それでも笑って過ごしてやりすごして
あたかも正解だとやりすごして
思い込む努力をして
思いやる選択を捨て
自分も
自分の分身すらも
消え去ろうと準備してたから。
雨が降れば固まる何かと
強い酸で錆び付いてしまった何かを
全く異なる何かとはき違えて
勘違いして生きたんだ。
正しい選択がしたい
間違いなんて嫌だ
結局何が正しいとか
誤魔化して生きてたから
本当の答えを知る事はない。
鋭さもない。
ただ逃げただけよ。
不正解。
間違いです。
いつまで経っても追試点。