詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][得票][編集] |
最近はとてつもなく冬が嫌いで嫌いで
布団に入るのが憂鬱だったから酒を飲んだんだ。
結局ワケが分からなくなってフラフラ
この身をベッドに投げ出して眠りに就くんだ。
夏はさ何だか勿体無くて、いつも地べたで身体を横たえて
火照りの止まない身体がヘトヘトになって
疲れて投げ出した身は
ベッドのスプリングが音を立てて受け止めた。
やっぱりベッドって凄い。
JRや私鉄に身を投げるより
騙されたと思って
ベッドに身を投げてご覧?
迎える朝が絶望?希望?
もしクロだったとしてもまた…1日耐えた身体をベッドに投げ出したみな?
じんわりと温もった布団が
自分の体温を思い出させてくれるから
やけになって
酒に暴食に薬に自傷に…やたら滅多やってしまった日でも
世間がどれだけ君に対して冷たくても
君のベッドは君の重さも体温も裏切らない。
ゆっくり目を閉じて今日は寝よう。明日もちゃんと寝よう。