片手にすっぽり収まっていた、泣いてばかりの幼い君はいつしか僕の腕をすり抜けてどんどん大きくなって離れていったね。たくさんの人たちに出会いたくさんの事を与えてもらいその中から特別な男の人を見つけたんだね。君と出会って間もない時期はそんな今日が来る事を考えたくもなかったのに君ももう立派に大人。君が選んだ人だから、僕は心から今日という日を祝福したい。泣くのはダサいと思っていたけど恋の終わりのように昔ばかりを振り返る、祝福の日の思い出涙。
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