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まとりょ〜鹿の部屋


[9] 渦。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][得票][編集]

来ない夜明けを待つよりも
底深い闇に身を預けていたい。

粘り気のある甘い君の声は
ここまでちゃんと聞こえているよ
錯覚やら幻聴かもしれないけど。

穏やかな気分に慣れてないんじゃなくて
例えるんなら海岸の日の入り

このまま君に全てを呑み混まれてしまう。

愛情とか母性とか
効き目が判り難い新型の薬。
一気にたくさん飲んだからいつの間にやら依存している。

黒と白が渦巻く
ここは言葉が意味を成さない世界だから

心の中の大事なものが優先的な並びで整頓されてゆく
本(バインダー)にしても誰にも解読できない。


好きです 必要です まだまだ薬が足りてない…。


僕だけが解読できる白と黒の渦

2005/10/31 (Mon)

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