僕の体内には余計な固形物がへばり付いていて君の心を時折それが抉るんだ。愛する事を辞めようとした昨日。いかにもしっくりこない朝。君に軽蔑される事へ恐怖の夜。無意識に君に笑いかける僕の夜明け。じめじめとカビる増え続ける固形物疑心の眼差し。もう君に嘘はつけない。
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