詩人:じゅん* | [投票][得票][編集] |
「大好きだから、別れよう。」
君はそう言ったね。
私を失うことが一番怖いと言っていたくせに。
君と離れてから
全ての色が認識できなくなった。
私の世界は一瞬にして灰色に染まった。
明けない夜はないと、誰かが言っていた。
でも今は朝が来るのが怖い。
朝になったら、きっと君は居なくなる。
私の前から消えてしまう。
人はどうして悲しくなると涙が流れるの?
君を忘れるためというなら
せめてもの救いだと思うけれど。
君に出逢って、失ったものもある。
けど、得たものの方が沢山ある。
今は辛いけど、きっといつか
想い出に変わるときがくるのかな。
君がくれた幾つもの言葉は私にとって
本当に大切な宝物。忘れないように胸にしまうよ。
でもね、一番失いたくなかったのは君だったんだよ。
こんなに想っていても、君はもう居ないね・・・。
すごく苦しいけど
君以外の人なんて考えられないけど
さよならするよ。
最上級の笑顔で・・・。