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himariの部屋


[11] 共依存
詩人:himari [投票][編集]

あの頃の
私たち
二人、重なれば

ひとつになって
やっと、立ち上がれて
先に見える
微かな希望へ
震えながらも手を伸ばして

たった

いっしゅんのぬくもりや優しささえも
零さず逃さないと

強く手を握り締めて


永遠とはいわないから
どうか

もう少しこのままでいさせてくださいと

泣いて眠った



二人には

このまま も

ずっと も

無かった

“ひとつ”の二人は半分になった

2007/09/22 (Sat)

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