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himariの部屋


[20] 片割れ
詩人:himari [投票][編集]

私を半分
私の半分
片割れのあの子
ふたりでひとつ
苦しみも悲しみも
わけあって
あのひまわりの丘で
笑って泣いた

歩んできた日々

いつのまにか
あまりにも近過ぎて
見えなくなっていたものが
積み重なっていき

必要が
依存へ変わり


壊れることを
何よりも恐れていたのに

傷つけ合うことなど

そんなわけないと




片割れだった

でも

ひとりの人間と
ひとりの人間だった


重なることは出来ていても


解り合うことを

してこなかった



傷つけ合い

沢山の涙を流し


嫌いになれたら
憎めば
どんなに楽かと



片割れ
もうひとりのわたしだった



わたしの 太陽だった

2007/10/05 (Fri)

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