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窓に当たった雨つぶで
雨が降って来た事に 気付く
雨には 色々な雨がある
優しい雨
悲しい雨
嬉しい雨
憂鬱な雨
楽しい雨
切ない雨
その日の 気分で 色々 かわる
今日の 私の雨は 優しい雨
そして 切ない雨。
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小さな贈り物
ささやかで、さりげない
贈り物…
それは 春の桜の花びら
それは 夏の海の貝がら
それは 秋の楓の落ち葉
それは 冬の雪の静けさ
そして 仕事に疲れ 足取り重く 帰宅して目に入る 我が子の寝顔
そして 目につく手紙
「ママしごと、がんばれ」つたない字の 暖かい手紙
小さな贈り物を 胸に
明日が また来る…
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朝が 嫌い…
もう少し 寝顔を見ていたい
もう少し 可愛いい仕草を見ていたい
もう少し もう少し…
甘い時間を アラームが急かす
早く仕事にと…
小さな 可愛いい口から
「行ってらっしゃい」
と 最後の ひと押し
あぁ やっぱり 朝が嫌い
でも 休日の朝は 好き
さぁ 次の休みは 何処に連れて行って あげようか…
さぁ 次の休みは 何をして 遊んで あげようか…
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なぜか 心がウキウキ
いい事 有りそうで…
なぜか 風か心地イイ
すごく 心が弾んでる
冬の後の 春だから…
寒さの後の 温もりだから
春の晴天
早く 起きて!
冬眠なんか していられない
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小さな顔が 笑ってる
小さな顔が 歪んでる
そんな寝顔を 眺めながら私は あなたの 夢を想像してる
小さな手が 宙を舞う
小さな足が 宙を舞う
そんな仕草を 眺めながら私は あなたの 夢を想像してる
楽しい夢で ありますように
幸せな夢で ありますように
夢の中までは ついて行って あげられないから…
そおっと そおっと あなたの手を 握る…
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いつか彼方も なれるはず誰かの怒りの 消火器に…
いつか彼方も なれるはず誰かの凍えの 暖房に…
いつか彼方も なれるはず誰かの乾きの 潤いに…
いつか彼方も なれるはず誰かの虚無の 安らぎに…
いつかは誰かの 賭けがえの無い 存在に…
いつかは誰かの 宝石に…
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杖になって あげられないけれど…
一緒に 歩く事は出来ます。
傘になって あげられないけれど…
一緒に 濡れる事は出来ます。
歌は 歌って あげられないけれど…
一緒に 聞く事は 出来ます。
気のきいた事は 言ってあげられないけれど…
一緒に 泣く事は出来ます。
無器用で ごめんなさい。
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何時に帰って来るの?
たった一言なのに
寂しいよ…。寂しいよ…。が 百回ぐらい 心に聞こえてくる
いつもと同じくらいかな
たった一言の 返事だけれど
ごめんね…。ごめんね…。と、百回ぐらい 心が言ってる。
見えない心の声を 耳をすませて 感じとる…
僅かな会話の中に 隠れた思いが 心に響く。
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今日も 詩が 浮かばない…
ランダムに 詩を読み続ける…
仕事中なのに…
印鑑とメモ残して 帰っちゃおうか…自由に押して下さい…なんてね…
あっ 気に入った詩を見つけた!
さぁ 仕事しよう。
詩には 不思議な力が有るね…
読むと、やる気になったり…切なくなったり…優しくなったり…空想したり…色々な事を思い出したり…
あっ ヤバイ 眠くなってきた……
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朝の渋滞
みんな イライラしてる
みんな 何かに急かされてる…
車道の真ん中で 仔猫を見つけた…
小さくなって 震えてる
思わず 車 停めちゃった…
思わず 車に 乗せちゃった…
ごめんなさい
急いでるのは わかります
イライラしてるのも わかります…
私も 遅刻寸前です
ごめんなさい こんな場所に 車 停めちゃって…
本当に ごめんなさい
でも、私の後ろで、クラクション鳴らしてる あなた達
あなた達の 時間を少しだけ 下さい…
小さくて暖かい、家族が一匹 増えました…