詩人:夢姫 | [投票][編集] |
ねぇ
今日は仕事終わってから何してた?
いつもよりメールの回数が少なかったね・・・
あなたからおやすみメールが届いてから
すぐ返信したんだよ?
ねぇ
気づかなかった?
貴方が何しているのか
いつでもわかっていたい
ねぇ
今 何してるの?
ねぇ
返事してよ
ねぇ・・・
寂しいよ・・・
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わたしの胸に
顔をうずめて
赤ちゃんみたい
とても愛らしい
わたしの茂みに
顔をうずめて
まるで乾いた喉を潤すように
息を荒げて
果実から溢れるジュースを舌ですくって舐める
とても愛らしい
とても愛しい
今も罪の果実を求める貴方が
たまらなく愛らしい
いつでも赤く熟した果実から
甘い果汁を貴方にあげる
たんと召し上がれ
可愛い私の貴方
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「死ね!」
「今すぐやれ!」
痛い…
痛いよ…
結局は自分を救えるのは自分だけ
「早くやってみせろよ」
「できもしねぇくせに」
ずっと胸に刺さってる
言葉の刄
たまに痛み出して眠れない
「早く死んでみせて」
死ぬことを躊躇わすのは
お前じゃない
自分が死ぬならお前の女も殺す
当然だろ?
どうやって殺してくれようか
どうせなら楽しくやりたいね
あいつの存在が気に入らなかったんだ
最期くらい楽しませてよ
お姉さん
本当の望みはこんなことじゃない
生きていたいし
人を殺したくもない
めんどくせぇよ
死ぬのも殺すのも
生きる意味?
言葉にしないとわかんないか?
存在理由?
そんなもん他人に聞いて与えられりゃ満足なの?
知ったこっちゃないね
生きていたいから今も息してんだろ
くだらないこと考えてないで早く寝ろ
「その考え方を今すぐ殺せ!」
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白い息を吐きながら
髪の毛は強風に煽られぼさぼさ
君はしっかり僕の腕につかまって
「寒いね」ってしかめっ面
歩きずらいけど
君が僕にくっついてきてくれるから
寒いのも万更悪くはないかな
細い体を縮こまらせて
下向き下限でちょこちょこ歩きながら
僕に擦り寄って来る君
「寒いね」って言いながら
パーカーのポケットで暖めていた僕の手の中に
冷たい手を滑り込ませてくる
僕だって寒いのに
だけど冷たい手を握り返して暖めてあげる
「暖かい」って微笑む君
その笑顔が見れるだけで
寒いってのも万更悪くない
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全部 愛して
足の指の先から
髪の毛の一本一本までも
唇も目も
足も腕も
この小さな胸も
私は全部ヒロシのモノだもの
ヒロシの体温が
私の体温を上昇させる
たった一人の人のことが頭から離れなくなる
他には何も考えられないの
足の指の先から
全部 愛して
この瞳も唇も
小さな胸も
髪の毛の一本一本までも
全部ヒロシのモノなんだもの
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大きく咲き開いた
花弁に優しく口付けをして
零れる吐息を奪い尽くして
溢れる蜜で充たされる
貴方はまるで蝶々ね
背中の羽を広げて
手の届かない所へ行かないで
私はここで
貴方がはばたいて来るのを
花開かせて待つばかり
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いつからだろう
いつの間にか
こんなにも君のことが頭から離れない
時には悲しいほどに
君に冷たく接して
時には傲慢なほど
君を求めて
君の心を掻き乱してばかり
君の大きな暖かい想いに
僕は不安すら覚え
嬉しくなるほどに
君を疑ってしまう
どうしようもない僕を
受け入れてくれる君に
夢中なんだ
僕をこれ以上我儘にさせないで
どうか 僕を裏切らないで
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いつも 雲ってばかりの空
たまに雲の隙間から光が射したり
でも晴れることがない空に
苛立ちを感じたりして
貴方が嵐を起こしたのは
昨日のことで
止む見通しもない
ただ 二人
手を繋いで助け合いながら
この嵐を乗り切るの
この嵐が止んだら
雲一つない晴天が訪れるから
風にも
雨にも
雪にも
貴方と二人なら
決して負けない
明日 天気になぁれ
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夢を現実へと
歩む足取りが
一歩づつ
確実に
先が全く見えなかった
私たちの未来は
今でも見通すことなどできないけれど
繋いだ手と手は
離れることなく
きっとどこまでも歩いていけると
一度は脱ぎ捨てた
白い靴は
今でも白いまま
きっと何年たっても
私たちにとっては
色あせない思い出
今の気持ちをずっと忘れないで
貴方と手を取り合って
どこまでも どこまでも
ゆっくりでいいから
歩んでいきたい
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この罪の代償は
私の永遠の愛で償いましょう
愛おしい貴方と共に歩んで行くこの道が
茨であったとしても
それが罰とて私には幸福
この罪の代償を
貴方の永遠の愛で返して
償うための愛なんていらないわ
誰かのためじゃなく
私のために
貴方のために
私たち二人のために
幸福を築いていきたい
二人の歩む道が茨であったとしても
それが罰とて
貴方と二人なら
それも幸福