詩人:チェシャ猫 | [投票][編集] |
枯れかけていたこの世界に揺られ
惑うことなく咲いていた
塗り重ねた色に自分が見えなくなっても
僕がこの手差し伸べるまで
変わらぬままでいて・・・。。
遠く遠く願いは届かず
気がつけばまた傷が増えてゆく
それでもまだ棘を隠して微笑う貴方を
抱きしめたこの手が痛みに震えてもいいさ
偽りのやさしさに心捧げないで
何に微笑い何に涙するかも分からぬままに
貴方との距離は広がるけれど
汚れた世界にしおれそうになっても
折れないように支える強さを見つけるから
枯れかけたこの世界で一人ぼっちになっても
貴方のままで咲き続けていて
例え強く抱きしめたこの手に
痛みは消えなくても・・・。。
to you