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チェシャ猫の部屋


[122] 朋 〜like a flower
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

枯れかけていたこの世界に揺られ
惑うことなく咲いていた
塗り重ねた色に自分が見えなくなっても
僕がこの手差し伸べるまで
変わらぬままでいて・・・。。


遠く遠く願いは届かず
気がつけばまた傷が増えてゆく
それでもまだ棘を隠して微笑う貴方を
抱きしめたこの手が痛みに震えてもいいさ


偽りのやさしさに心捧げないで
何に微笑い何に涙するかも分からぬままに
貴方との距離は広がるけれど

汚れた世界にしおれそうになっても
折れないように支える強さを見つけるから


枯れかけたこの世界で一人ぼっちになっても
貴方のままで咲き続けていて

例え強く抱きしめたこの手に
痛みは消えなくても・・・。。


 
            to you

2005/04/23 (Sat)

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