詩人:チェシャ猫 | [投票][編集] |
散在した欠片がまだ君を残すなら
その痛みさえも背負って手を伸ばすよ・・・
もう哀しみも映せぬ程に
うつむいた瞳に色は失せて
枯れないようにと咲き続ける花だけが
遠く途切れぬ果てに揺れていた
叶わぬ祈りをこの胸に抱いて
壊れそうなくらい君を想っているよ
何も見つけられない世界に
変わらない痛みは続いているのに・・・
舞い止まぬ欠片は
繰り返した過ちに罰を与えるけれど
手探り絶えぬこの腕は
まだ君を求めて
壊れそうなくらいに君を想っているよ
変わらぬ痛みは消えなくても・・・